フィルム写真と旅する

地方に暮らす写真好きの日常

冬休みをいつまでも

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年末から年始にかけての連休のような、冬休みのような時間が終わる。それぞれの冬休み、今年はどんなことがありましたか?

連休の終わりを目の前にすると、過ぎ去った時間は全て短く感じられます。まだまだ続いて欲しいと思うけど、休みが終わればいつもの日常が戻ってきます。

年末年始は1年の中でも特別な時間だと感じていて、それはすうっと力が抜けていくような街の空気にあるのかもしれません。仕事で忙しくしている人も地元へ帰ったり、久しぶりの親戚や友人に会ったり、美味しいものを食べたり。

1年かけて溜まった想いが、大晦日と一緒に解けていって、新しい年の始まりは真っさらな空気と共に流れてくる。すっきりとした気持ちで、1年の抱負を描いたりする。

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僕はこの年末、沢山の車がお参りへ向かう中、ひとり夕暮れの写真を撮っていました。

車にはきっと家族連れやカップルが沢山乗っていたのでしょう。橋の上は車のヘッドライトが眩しく、日の暮れた空だけが段々と暗くなっていきます。

冬休みのこの時期に、たったひとり街を歩いていると、いつもよりひとりぼっち感が強いです。どうしようもない事なんだけど、確かに寂しい。

テレビを付けると面白いのか面白くないのかよくわからない番組をしている。SNSを開くと皆どこかで誰かと過ごしている。

立ち止まって、息を吐く。周りの人の声や息遣いに反して、孤独が心の中にゆっくりと広がっていく。今はこれくらいでいい。どこまで行ってもひとりなら、周りの喧騒に反して思い切り静かに、ひとりで過ごすのもいい。

本当は、長い連休には被写体さんやスタッフを連れて、遠くのどこかへ撮影旅行へ行きたい。たっぷり時間はあるから。昼は撮影や散歩をして、夜は美味しいものを食べて、朝は気の済むまで布団から出ない。理想ですねえ。

お題「年末年始の風景」