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フィルム写真と旅する

地方に暮らす写真好きの日常

冬の朝、つめたい空気と眠る街、ファインダー越しの光

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冬の朝、外の空気はとてもつめたい。眠ったままの街で、カメラのファインダー越しに淡く柔らかい光を見ました。

12月や1月の朝と比べると、2月の朝はほんの少しだけ起きやすくなっているのは何故だろう。体が冬の寒さに慣れてきたのか、まだ見えない春の空気がやってきているのかもしれない。

冬の朝は好きですか?

1年の内で1番布団と仲良くなる季節。それが冬。そうですよね。

休日、何も予定が入っていない日は、下手をすると昼まで寝てしまいたくなる。

いやあ僕は私は夕方まで寝るよという人もいるかもしれません(寝ている間にお腹空かないのかな?)それくらい布団にくるまって寝るのが気持ちいいです。

寝ようと思えば幾らでも寝ていられるのだけど、やはりどこかへ行きたいし、写真も撮りたい。被写体さんを誘いたいけど、冬の朝は寒いし時間も早いので連絡をとったことはありません。

休日が2日あったとしたら、どちらか1日はおじいちゃんのように早く起きて、朝の街の写真を撮りに行っています。

それで何かいいことあるのと聞かれると、つめたい空気で体が起こされて、頭がスッキリする。街はまだ眠っていて、風が吹いてないと静かで最高。他の季節にはない、冴えた感覚で写真を撮ることが出来るんだと答えます。

冬の朝をキメてる

そういう表現もあるかもしれません。

よく冷えたつめたい空気を吸い込んで、ゆっくり吐いていくと、体の中の血液や細胞のひとつひとつがゆっくりと新しくなっていく。

カメラのダイヤルを回す指先は震えているのに、ファインダーを覗いた時の気持ちは落ち着いていて、しかし緩やかに弾んでいます。心が嬉しがっているんだ。

街はまだ眠っています

人もまだ眠っています。そんな朝早くから街へ出かけて写真を撮って、街も人も目を覚まして動き始める頃には写真を撮り終えて、カメラ店が開いてすぐフィルムを現像に出して、昼ごはんを食べる。

この、全てやりきった後の昼ごはんが一段と美味しいのです。ごはんを食べた後は現像を受け取って、家に帰ってゆっくり過ごします。そうすると眠くなってくるんだなあ。

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ファインダー越しの光

晴れた日の朝、眠ったままの街を歩いていると、東の空から太陽の光が昇ってきます。建物の間から見えてきたばかりの光は、まだ街の中まで届きません。

眠る街から空を見上げて、冬の朝の柔らかい光を確認して、光の降りてきた場所をファインダー越しに覗きます。

レンズ越しに見えた光は、肉眼で見るより滲んで、淡く輝いていました。

次の休日の朝も、日本の街のどこかで、ファインダー越しの光を覗いています。

お題「冬の朝」