読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

フィルム写真と旅する

地方に暮らす写真好きの日常

春の訪れ。桜の写真を撮る季節がやって来る。

f:id:andtr:20170324002110j:plain

春が来る。今年も桜の咲く場所に、多くの人々がやって来る。
それぞれの見上げる瞳の奥には、スマホのレンズの中には、カメラで撮った写真の中には、どんな春があるのだろう。桜の花びらは、どんな色で見えているのだろう。

春は始まりの季節

寒い冬が終わって、花が咲き始めて、新生活がスタートする4月。
学年が変わったり、進学したり、会社に入ったり、住む場所が変わる季節。
或いは去年と同じまま迎える季節。
日本に住む多くの人のそばに、桜は咲いていました。

岩井俊二の映画『花とアリス』の冒頭、花とアリスの歩く隣にも、大きな桜が風に揺れるシーンがあります。二人のこれからを、大きな心で見守るように咲く桜が。
この映画もまた、少女達の門出を描いた映画でした。

環境が変わって、身の回りの景色が変わる人にも、何も変わらない人にも、目に見える風景の中に桜はあって、今年も無事に春を迎えられた記念のように写真を撮るのでした。

f:id:andtr:20170324001619j:plain

桜の花と光の関係

光の当たる時間帯の違いで、桜の花の表情は変わります。
朝の光に照らされた桜は一日の始まりや清らかさを。夕暮れの光に包まれた桜は憂いを帯びているよう。
夜、ライトアップされた桜はどこか色気や艶めかしさを放つように写ります。

桜の花びらに光の当たる朝から昼にかけては順光で、
日の傾いてくる夕暮れ時には花びらを逆光で撮ると、一層雰囲気の出る写真になります。
逆光で撮る場合は、露出を明るめに設定すると、桜の花の縁が光でなぞられたように撮れるのでおすすめです。

f:id:andtr:20170324002201j:plain

それぞれの春

桜の木の下に友人や仲間と集まって、食べたり飲んだり出来る事は、きっとこの上ない幸せなのでしょう。

そんな人達が集まっている公園を歩いて、桜の写真を一枚だけ、ほんの一枚だけスマホやカメラに収めて、さっと通り過ぎていって、家でご飯を食べる。
そういう楽しみ方もあって、どちらにも幸せが溢れているといいと思うのです。

それぞれの春の楽しみ方がある。
今年ももうすぐ4月がやってきます。

お題「桜」