フィルム写真と旅する

地方に暮らす写真好きの旅と日常

何でもない一日が、今日も過ぎていく

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何でもない一日が、今日も過ぎていきます。
何でもない一日とは、朝起きて、歯を磨いて、顔を洗って、何かを食べて、急いで仕事や学校に向かう一日のことです。

前に進んでいるのか、立ち止まったままなのか、後ろに下がっているのか、どれか分からない一日のことです。

なぜか朝から悲しくて、布団や部屋から出たくなくて、つらいままの気持ちで終わる日もあります。楽しみにしていた事がやっと叶って嬉しい日もあります。

昨日と変わらないような、何でもない一日もあります。
昨日までの自分を忘れて、全く新しい自分に生まれ変わったような一日もあります。

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夜、家に帰ってふと思い返す時があります。

今日は朝から何回、太陽の光を浴びただろう?
一日の内に何回、心から満たされる呼吸をしただろう?

少ない量でも、いつもと変わらない内容でも、嬉しい気持ちでご飯を食べただろうか?
会いたい人に会えているだろうか?見たいものを見られているだろうか?

行きたい場所に、ちゃんと行けているだろうか?

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手にしたいものを忘れて、心の中が空っぽになっていって、
いつの間にか何もない、味のしない一日を繰り返すようになったのは、
夢を諦めてしまっていたからでした。

身近にあるもので満足しようとして、
本当に欲しいものを、過去へ置き去りにしてしまったからでした。

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心から欲しているものなんて、きっと幾つもありません。
遠くの夢ばかりを見つめていたのでは、いつまで経っても辿り着けません。

僕達は、生まれてから今日まで、何でもない一日をずっと過ごしてきました。
夢も、手にしたいものも、欲しいものも、何でもない一日の中から生まれたものでした。

 

ひとりで仕事や学校に向かう途中。

授業中に窓の外を見ながらぼんやりとしていた時。

昼休みに本を読んでいた時。

家へ帰る道で夕焼けの空を見上げた時。

 

どこか違う場所へ行きたい。
今はまだ巡り会っていないけど、会いたくなる人に会いたい。
心の中にあるイメージを、形にして表現したい。

次にしたいことは何だったのだろう。
明日やってみたかったことは、何だったのだろう。