読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

フィルム写真と旅する

地方に暮らす写真好きの旅と日常

ひとりはつづくよどこまでも

f:id:andtr:20170429003628j:plain

ひとりはつづくよどこまでも。
写真を撮りに出かける時も、遠出をする時も、被写体さんがいない時は、基本的にはひとりでした。

買い物をする時もひとり。旅行先でご飯を食べる時もひとり。撮りたいものを見つけて、シャッターを押す時もひとり。
もう長いことそうしてきました。だからひとりでいる事が肩の力の入っていない、一番自然な状態でした。

朝起きた時も、夜眠りにつく前も、映画を見ている時も、考えごとをしている時も同じでした。
だからと言ってひとりが好きなのかと聞かれると、それはまあ好きだけど、好きでひとりでいる訳ではなくて、気付いたらそうなっていたのです。

命が消える前、ひとり静かに目を閉じる時と、シャッターを押す前、静かにファインダーを覗く時はどちらも自分ひとりの世界の話。同じなのです。

—————

映画を観ている時も、本を読んでいる時も、音楽を聴いている時も、基本的にはひとりでした。
それは好きな作家や作品に対して、自分ひとりで向き合っている時間でした。

映画、小説、音楽を問わず、何度見ても新しい発見のある物語が好きで、何度目かの作品に触れては、終わった後の余白の時間にひとり浸るのが幸せなのでした。

このままだと映画や本や写真の好きな孤独な人だと思われそうですが、きっと本当にそうなのです。

—————

ひとり遊びに慣れていたから、住む場所へのこだわりもありませんでした。

人とお金と娯楽の少ない地方に住んでいても、部屋で過ごすか自然の中で写真を撮るかだったので、人も娯楽も沢山ある都会で暮らす必要がありませんでした。

楽しみの多くは、部屋と自然の中で完結していたからです。

地方の暮らしで充分満たされていたから、それ以上を求める必要がありませんでした。

—————

でも最近、考えが少し変わってきました。

今いる場所より、もっと多くのものを見てみたいと思うようになりました。
見たことのないもの、感じたことのないもの、触れたことのないもの、写真に撮るときっと感動するものが、この世の中には溢れている。

全てを目にすることは出来ないけど、見たいと思ったものを、より多く見てみたい。
写真に収めてみたい。そう考えるようになりました。

そして、人に会いたい。人を撮りたい。
特別なことは何もなくていい。少し話をして、一緒に歩くことが出来たら、それだけでいい。
話をしたり、歩いてる内に数枚シャッターを切れたら、それ以上の贅沢はいりません。

今までマイペースに生きてきました。本当の本当にです。
これからもひとりでいるのは変わらないかもしれない。

でも今は、人を撮りたい気持ちでいっぱいです。
そのために沢山外に出かけたい。旅行をしたい。
やるぞ〜。