フィルム写真と旅する

地方に暮らす写真好きの日常

いつも隣にある旅の予感

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おはようとおやすみを繰り返して、初めましてとさよならを繰り返して、僕たちは今日を歩き出す。見慣れた街を、見知らぬ街を、同じ風の中を、朝の光の中を。

年末年始の休みの中、空気のつめたい朝にぼんやりと考えます。このまま時間を気にせずどこかへ行きたい。元の場所へ帰る日を気にしなくて済む旅に出よう。どこへでも行こう。誰にでも会おう。行きたい場所へ行こう。

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日常のすぐ隣に、非日常への扉があります。開けて飛び出すと二度と元には戻れない扉です。だから今までは全て開けてしまわないよう、窓から見える別の場所の風景を覗いているだけでした。

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でも、そろそろ開けてしまってもいいと思っています。元の場所へ戻れなくなってもいい。扉の向こうの世風景を見てみたくて、それはずっと前から強く願っていることだから。新しい旅への予感はいつも日常と隣り合わせでした。

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地面についていた足を蹴り上げるように、軽やかなステップを踏んで次の場所へ。見て触れるものが変われば撮る写真も変わるかもしれません。現実から続いたままの風景から、心の中に描いたイメージの世界へ。より深く、より開けた場所へ。