フィルム写真と旅する

地方に暮らす写真好きの日常

ずっと前から時間は止まったまま

f:id:andtr:20180216081019j:plain

時間が経って、自分も周りも年を取っていくなんて、子供の頃や10代の頃は考えた事もありませんでした。

過去を振り返った時に、もしかしたら今でも僕は時間が過ぎていく、年を重ねていくという事への実感が今ひとつ薄いままなのではないかと気づいたのです。

1日、また1日と過ぎていく日々。時間は確かに前を向いて進んでいて、体は年を重ねていくけど、自分の中にある基本的な部分はいつの頃からか止まったまま。きっと二十歳くらいから変わってないんじゃないかと思います。

時間が止まっているように感じられるのも二十歳くらいから。もしかするともっと前から時間なんて経っていなくて、ただ目に見えない風の流れみたいなものが空に太陽を呼び寄せて、夜には月を出しているだけなのかもしれません。

でも親や友人達に会っていると、やっぱり確実に時間は経っていて、時々僕一人だけが別の時間軸の中にいるような気持ちになります。周りに取り残されているような、自分だけ歩みが止まっているような。気になるだけなのに不安になって、不安になっているだけじゃ仕方ないからいつもの自分を取り戻そうとします。

f:id:andtr:20180216081112j:plain

悩むこともあるけど、でも最近やっと分かってきました。そもそも最初から時間が経っていく事を本当に意識したことが無かったのです。時間の流れが気にならない位、いつも目の前にあるものを追いかけていました。そしてそれは今この瞬間も続いています。

変わらない明日が来るのが嬉しかった。昨日と同じように好きな事に集中できる今日が嬉しかった。時間が経つごとにやってくるイベントや節目の出来事に興味が持てなくて、それよりも今の自分が興味を持っていることが一番面白いことだった。

Webが進化して、時間の過ぎていく感覚は以前にも増して無くなってきています。時計の数字が変わり、日が変わり、月が変わり、またひとつ年という記号が変わる。体が年を重ねることを忘れてしまえば、最後には時間の過ぎていく感覚も消えて無くなってしまうのかもしれません。

でも、そうは言っても人の命はいつか消えてしまうから、最後の日まで好きなことをやっていたいなあ。