フィルム写真と旅する

地方に暮らす写真好きの日常

歩いて楽しい街がいい

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目的地まで歩いている内に、またはぶらぶらと散歩をしている間に様々なものを目にして、いいなと思える風景や気になるお店を見つける。個性的な人に出会える。歩いて楽しい街って魅力的だなと思います。

僕自身は四国の片隅の街で育ったので、基本的に周りは車社会でした。駅も家の近所にはなくて、離れた街に行くための電車も1日に数える位だけだったのではないかな。地元にいた頃にはバスにも殆ど乗ったことがありませんでした。

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人の集まる都会へ旅行をすると、各駅の周りの便利さに感動を覚えます。大きな街の駅の周りには食べ物の店や服、雑貨、生活用品から映画や本屋その他の娯楽までひと通り揃っていて、歩いて移動しているとその街の文化や各お店の工夫、街に生きる人の息遣いを感じることが出来るのです。

隙間なくぎゅうぎゅうに詰め込まれた街よりも、ある程度の余白というか、適度な緩さのある街に惹かれます。その土地の気候や県民性も関係しているのかもしれません。目的地までただ急ぐよりはのんびりと一日の時間が過ぎて行くような、そんな街を歩いていると自然といい風景に出会えて、カメラを向けてシャッターを切る回数も増えていきます。

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生活に関する必要なものは充分足りていて、お洒落なものや格好いいもの等のこだわりの品を探したり、より落ち着けたり集中できる環境が欲しい時に大切なのは「自分の足で歩いて探すこと」ではないかと思うのです。

WEBやSNSの発達によって僕達は離れていても気の合う仲間を探したり、人と出会う機会も増えたけど、やはり一番最初の「歩いて見て探すこと」というアナログな行動を忘れたくない。街を歩いている内に思いもしない良いものに出会う、予想しなかった人に会えるという感覚はとても良いなあと感じます。

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歩いて楽しい街には暖かい光が差し込んで、建物の間の風通しが良くて、いつの間にかどこかから美味しそうな食べ物の匂いがする。一度最初に訪れて、時間が経てばまた通いたくなる店がある。会いたくなる人がいる。

街の外れの小さな通りを猫が歩いているのも、歩いて楽しい街の条件のひとつかもしれません。そういう街で出会う猫は日向ぼっこをしていて、なぜか人懐っこいことが多いのです。

歩いて楽しい街で、光の当たる場所を見つけて人の写真を撮りたいな。何も飾らなくてもいい。軽やかな足取りと真新しい気持ちがあればいい写真が撮れるのです。

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