フィルム写真と旅する

地方に暮らす写真好きの日常

ファインダー越しに見た景色

f:id:andtr:20170131195747j:plain

カメラのファインダーを覗いて、シャッターを切る。動作にして数秒。一瞬を切り取る作業。その一瞬が気持ちよくて、撮り切った後は疲れてしまって、でもまた撮りたくなります。

背面液晶じゃ物足りないのです。電子ビューだと何か違うのです。勿論それぞれ素晴らしい技術だし、僕も普通に使います。でも最後はアナログなファインダーを、あの小窓を覗いていたいのです。

わくわくする小窓です。中を覗くと何が見えるのだろう。

理科の実験で初めて顕微鏡を覗く時のような、飛行機が雲と海のちょうど真ん中にいる時に窓を覗くような、あの感覚。

見たまま、想像したままの風景がそこに映っている時もあるし、生まれて初めて見る情景が映っている時もあります。

光って、人の姿って、こんな見え方をするんだって感心する時があります。

アナログなファインダーがかける魔法

カメラという機械の小窓を覗いているだけなのに、魔法をかけられたような気分になる時がある。今から写す対象に、僕は魔法をかけられると確信する時がある。

そうして撮った写真は、なかなかいい仕上がりになっている時があります。

世の中のデジタルで便利な方向に反して、CDやデータ配信よりレコードが良いという人がいる。昔に作られたエンジンのマニュアル車を好む人がいる。

電子書籍より紙の本を選ぶ人もいる(僕も紙の本が好きです)。写真はフィルムで撮って、アナログなファインダーを覗きたい人だっている。

フィルムカメラも、フィルム自体もアナログなファインダーも、無くならないで欲しいのです。いつまでもこの世にあり続けてほしい。

コアなファンは世界中にいるので、粋なメーカーはフィルムカメラの製造と販売を復活、継続して欲しいものです。

有り余るほどの資金があれば、フィルムカメラとフィルムの製造、販売を続ける会社を立ち上げたいなあ。

お題「やっぱりフィルム写真が好き!」