フィルム写真と旅する

地方に暮らす写真好きの日常

理想的な日帰りの旅

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休日の朝早くから、もしかするとまだ夜の内から車を走らせて、その日の午前中には目的地に着いて撮影を始められるような旅が好きです。

仕事に縛られない休日の朝の空気はどこまでも飛んでいけそうな気がして、いつもなら眠いはずの体は自然と起きて足取りは軽くなります。

途中のコンビニでパンやおにぎりや飲み物を買ってもいいし、初めて行く喫茶店や軽食のお店でモーニングを注文するのも良いですね。毎朝その店に来てるおじさんと店員さんのいつもの会話、いつもの空気感が心地良いです。

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どこかへ行きたいけどどこへも行けない日常を飛び出して、カメラをバッグに入れて探索の旅に出ましょう。目的の場所に着くまでに気になった場所に寄り道をして、思いがけないお気に入りの風景に出会うかもしれません。本筋とは逸れた方向に宝が眠っているかもしれません。

子供の頃は何だかよく分からないけど手に取ったものを振り回したり組み合わせたり、触っている内に自分が楽しくなる遊び方を生み出していたものです。でも大人になると手に取る前にそれがどんなものなのか、本当に面白いものなのか自分にとって意味のあるものなのか等、知識をつけた分色々なことを考え始めます。

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何だかよく分からないけどやってみるという事が年を重ねるにつれ減ってきて、その結果1日があっという間に過ぎてしまう時があります。今日は何もしなかったなという日は本当に何もしなかった日だし、新しいものに触れる刺激の無かった日とも言えるのでしょう。

幾つになっても新しい発見をしていたい。知ることへの欲求を持った人は本を読んだり論文や批評から考察を深めたり、Webで面白い記事を探すのが好きだったりするけど、見たことのない景色に出会いたいという行為も新しく知ることへの欲求と繋がっているのかもしれません。

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目と耳と呼吸と肌の全身を使って新しい場所の空気や湿度を体感したいという欲求があります。朝から旅をして見つけた場所に数時間留まって、その場所の風を感じていたい。興味を惹かれる場所にいつも流れている空気を吸い込んでいたい。

日が暮れる前には帰路に着くけど、数日間や数週間、1ヶ月やそれ以上訪れた場所で過ごしてみたい気持ちになることがあります。このまま帰らずにずっと遊んでいられたら。景色のいい場所なら尚更です。

明日からいつもの日常に戻ることを考えた時に、帰る場所の空気はやっぱり落ち着くなあと思っていたいし、新しく見つけた場所にもまた訪れたい。そんな暮らしと旅を交互に続けていけたらきっと最高だなあ。

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