安藤写真事務所

地方に暮らす写真好きの日常

異世界への入口

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まだ誰も観たことの無い、異世界への扉が開く。
まだ誰も体験したことの無い、異なる世界への入口が、
今、目の前にあって、すぐ隣を横切って、遥か彼方へ去っていく。

日々を生きている中に、別の世界への入口はあって、
僕たちは殆どの毎日を、その入口に気づかずに通り過ぎてしまう。
本当は毎朝、毎時間、毎秒だって傍にある筈なのに。

鬱蒼とした森の中。
人と建物の集まる街の中。
空の向こう。星の果て。

食事をしている時も、
呼吸をしている時も、
一人でいる時も、誰かといる時も、
意識のほんの少し先に、異なる世界への入口はあります。

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ドアにそっと触れた時。
自転車や車のハンドルを握った時。
肉や野菜を切っている時。
お風呂に入っている時。

今まで頭の片隅で眠っていた物事が、
全部繋がる瞬間があって、
その「繋がりの力」を体感した時、
何年も、何十年もの記憶や思い出が時間を飛び越えて、
僕の私の意識の中に一気にやって来る。

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会いたい人に会う事も
もう会えない人に会いたいと願う事も、
戻れない日に戻りたいと想う事も、

手に入れられなかった思い出が、
別の道を進めば待っていたかもしれない未来が、
実際の目の前には無くても、
手には触れられなくても、

日常の続きの中で、
貴方の意識の元にやってくる。
願い、考え、動き続けていればきっと。

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中身のない虚言や妄想でしょうか。
いいえ。そうは思いません。

夢を見る事は、実は一番現実的な道を歩いていて、
夢という未来に向けて、今を続けているから。
今は僕だけ、貴方だけに見えている、
異世界への入口を、

固く胸に抱いて、
生きて行きます。

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目の前に現れた夢が、
心の中に見えたイメージが、
どんなに突拍子の無いものでも、
大切に持っていて欲しい。

異世界への扉を見逃さない様に。
もしも見つけた時には、
僕は写真に撮って残します。
文章にも換えられるかもしれません。

少し前に、そんな世界への入口を感じた時があって、
その瞬間を写真に残しました。

何でも無いいつもの日に、
全てのリズムが合ったかの様に、
こちらから、また向こうからもやって来ます。

少し不思議な、異世界への入口。

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