安藤写真事務所

地方に暮らす写真好きの日常

世界の数とその視点

f:id:andtr:20190912214446j:plain

人の数だけ世界の見え方がある。今目の前に見えている景色も、別の誰かには違って見えている。色の捉え方だって、光の量だって違うかもしれない。

人によって気持ちも目的も違うから、目の前の風景を全て同じに見えている人はきっと居ない。2人いれば2人分の、100人いれば100人分の、1億人いれば1億人分の世界の見え方がある。

当たり前のことだけど、改めて考えてみると人一人ごとの数にクラクラしてしまう。現在地球上には約75億人が住んでいるらしい。ということは75億通りの世界の見え方があって、その中心を時間だけが真っ直ぐに進んでいる。

f:id:andtr:20190912214705j:plain

生きて命があるのなら、折角だから楽しく生きたい。やりたいことをやって生きたい。苦しみたくはない。人生において苦しみの期間があるのなら、その後の自分や周りを大きく成長させる修行の期間であって欲しい。

楽しく生きたい。やりたいことをやりたいと言っても、そう簡単にはいかないのも知っている。苦しい毎日でも投げ出したくなる事だってある。自分が納得するまでやり抜きたい。つらいことを投げ出す自分が何より嫌。だから今を続けるという生き方もある。

年を取るにつれ、月日が経つのつれて、やりたいことだけをやりたくなってくる。自分に残された時間を考えるとジッとしていられなくなる。日々楽しさへの欲求は大きくなっていく。大きくなり過ぎて空気が抜けて、萎んでしまう前に手を打ちたいと思う。

f:id:andtr:20190912214856j:plain

皆さんは毎日を楽しく過ごしていますか。本当はこうしたいのに...という自分を押さえつけていないでしょうか。僕はもっと写真を撮りたい。記録としての文章を残したい。写真集等の形に残したい。

命には限りがあるから、写真という形にすることで、一日でも多くの日々を残したい。一番綺麗な頃を。一番カッコ良かった頃を。その状態がずっと長く続くよう願ってシャッターを切ります。

75億人の中心を進む時間の中で、写真は人の生きた時間を残すことが出来る。時間を止めることの出来る装置。それが写真です。

f:id:andtr:20190912215013j:plain

止めた時間を残しておけるから、写真に触れている間は過去へ行くことが出来る。止めた時間から未来を想像することも出来る。

タイムマシンに乗っているのと同じ。イメージを形として残すことは、人の生きた時間を残すこと。

ああもっと撮って残したい。夏の暑いのが終わるからエネルギーが溢れています。心に見たイメージを追いかけていかなければならない。世界の果てまで。地球の底まで。

週末はどこへ行こうかな。きっとカメラを持ってどこかに居ます。貴方の知っている街へ。見たことのない辺境へ。

【関連記事】