安藤写真事務所

地方に暮らす写真好きの日常

何も写ってなくていい

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なぜかはよく分からないけど、こういうのも良いんじゃないか。言葉は見つからないけど、何となく興味を惹かれるものがある。

何となくでも何でもいい。撮った写真をいいと思って貰えて、嬉しいと感じることが増えました。目に留まる。心に引っかかる。足を(指を)止める。インパクトのある写真ではなくても、探せば何か写っている。

濃い味の写真が苦手です。カメラを前に俺を写せと訴えかけてくるような、力のある写真が苦手です。集合写真が大の苦手です。多くの人と同じように写ろうとする。見えない圧力に耐えられません。

何となく、何かを感じる。微かに心に留まる何かがある。ほんの少しの風。僅かな波の音。そういう写真が好きです。そういう風景を前に考え事をしたり、ぼんやりと過ごすのが好きです。

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耳をすませば風や波の音が聞こえる。力の込もった盛り盛りの写真のある中で、微かな空気や感情の差異を写し撮っていたい。何にも写ってなくていい。

2019年もあと僅か。11月の残りと12月は動き続けることが確定しているから、足元を踏みしめてじっくりと進みます。そして2020年はすぐそこに。

来年も楽しい年になりそうです。今年よりももっと面白くなる。創造の芽を出して、光と水で育てて、沢山の花を咲かせる番です。

人と機会の多い都会で出来ること。娯楽の少ない、自然に囲まれた地方で出来ること。もうそんなに差はないんですよ。

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