安藤写真事務所

地方に暮らす写真好きの日常

8月の森の中

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心惹かれる場所。いいなあと思える場所。
写真を撮っているとそんな場所を幾つも知っていて、
幾つあっても足りない位、いつもいい場所を探しています。

車に乗って長いドライブの途中、
何だか気になる...よし寄ってみようと向かった先に、
丁度探していたような、求めていた場所はありました。

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一年の暑さのど真ん中、8月のこと。
強い光がいい具合に柔らかく入ってきて、
汗が流れなければいつまでも歩きたくなる、
心地の良い森にて。

目で見て、肌で感じて、
写真に撮っていいなあと思える場所には、
入った瞬間から気配や匂いのある、
ある種の物語が流れています。

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自然の中だけど、人の手が微かに入っている。
そのままの光が差し込んでくるように見えて、
実はきちんと設計されている。
素直にそこにあるものを感じ取れるよう、
遊びを入れて作られている。

季節が変わればその場所の表情も変わって、
風が吹いて雨が降れば嬉しそうに、
時には人の悲しみや寂しさも一緒に映してくれる。
鏡のような場所。

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静かで人もいなくて、
遠くから鳥の鳴き声と、葉の揺れる音が聞こえて、
心が洗い流されるような、
感覚がスッと澄んでくるような気持ち。

きっとまた訪れます。
いい光の差す季節に。

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